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栃木名木百選  藤岡神社の欅

藤岡神社の「欅:ケヤキ」

樹高:約36m  目通り周囲:左約5m 右約6m 
推定樹齢:約380年
ケヤキ(欅、学名:Zelkova serrata)は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木。東アジアの一部と日本に分布。日本では本州、四国、九州に分布し、暖地では丘陵部~山地、寒冷地では平地まで自生する。街路樹や庭木などとしてよく植えられる。花は4~5月頃、葉が出る前に開花する。秋の紅葉が美しい樹木でもある。個体によって色が異なり、赤や黄色に紅葉する。高さ30m級の大木になる為、国や地方自治体などが天然記念物に指定したり、シンボルとして「県の木」「市の木」「ケヤキの並木通り」などと指定されてい事が多い。
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。まれに「玉杢」「泡杢」「牡丹杢」などの木目が現れ高級材として扱われる。堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われる。日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられた。現在は高価となり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっている。伐採してから、乾燥し枯れるまでの間、大きく反ったり捻れたりで、何年も寝かせないと使えません。よく大黒柱化粧柱として使われますが、反りが出る可能性が多いので大工泣かせの木材である。また、中心部の赤身と言われる堅い部分が主に使われ、周りの白い部分は捨てられます よほど太い原木でないと立派な柱は取れない。
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藤岡神社:欅  右側

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藤岡神社:欅  左側


藤岡の町並みから少し入った所にこの神社があり
鳥居の前に左右にそびえ立つ姿は結構な迫力である。
江戸時代前期の元和9年(1623年)に、氏子より寄進され、永く氏子に親しまれてきたようです。
左側の樹には根元に大きな空洞があるものの、樹勢は良さそうです。
撮影当日は猛暑日でしたが、この欅は気持ちのよい木陰を作ってくれていたことが、印象てきだした。





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by wood-sato | 2010-08-20 12:13 |

栃木名木百選  太子の笠松

真岡市 「太子の笠松」
枝張(東西南北):13.1m  樹根高:0.75m  幹周囲:1.4m  樹齢:約250年
クロマツ(黒松:Pinus thunbergii)は、日本の海岸に自生するマツ属の一種。
汚染と塩害に強いために、街路樹や防潮林に使われる。海岸沿いにある松原はクロマツで構成される。
樹高は、40mに達することもあるが、自然の状態では滅多にそこまでは成長しない。記録的な高さのクロマツとしては、春日神社の松(島根県)の66m、緩木神社の松(大分県)の60m、大日松(茨城県)の55mなどがあるが、現存しているものはない。
一般的には園芸用樹種であり古来から盆栽用の樹種として使われている。
栃木県内でもクロマツの野生は少なく、ほとんどが庭木である。様々な樹形に仕立てられ見事な古木も各地にあるがこの様な笠作りは少ない。針葉は二葉で、7~12cmの長さで幅が1.5~2mm。球果は4~7cmの長さである。樹皮は灰黒色で厚く、亀甲状に割れ目が入りはがれる。
アカマツと比較して黒っぽい樹皮をしており、名前はこれによる。針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから、別名「雄松(オマツ)」とも呼ばれる。一方、アカマツは「雌松(メマツ)」と呼ばれる。クロマツとアカマツの交じっている林では稀に雑種(アイグロマツ)が生じる。

「太子の笠松」の太子とは、旧所有者鈴木家の屋号「太子堂」から付けられたものだそうで、丸方均等に枝張りを形成し、菅笠(スゲカサ)を伏せた形であるため笠松と敬称されている。
他には例をみない奇形の松である。
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この樹、真岡市亀山の住宅地にある小さな公園に立っている。
毎回、たった一人で撮影に行くのですが、この時は娘2人に「公園に行こう」って連れて行きました。
その公園に到着して直ぐに2人の娘が・・・遊具が無い事に気付き・・・「何にも無いじゃん!ブランコは?」
すかさず、この樹を見せました!
見ての通り大変面白い形に娘2人は「な~にこの樹!? 帽子みたい!!」この樹の周りを走り回り喜んでました。
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by wood-sato | 2010-04-24 15:31 |

栃木名木百選  満願寺の榧

上三川町満願寺の「榧:カヤ」
樹高:20.4m  周囲:5.0m 枝張東西:17.2m 南北:15.3m 
推定樹齢:500年 <上三川町指定天然記念物>
カヤ(榧、学名:Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹である。
日本の九州、四国、本州中南部、朝鮮半島に分布する。日本では群馬県、福島県あたりが北限となる。これらの地域で暖帯林に散生する。近種にシナガヤ(Torreya grandis)、アメリカガヤ(Torreyacalifornica)などが、変種にチャボガヤ(var. radicans)がある。雄異株で、幹は直立し樹高は20m、周囲は3mほどに、樹冠は幅の広い円錐形になる。成長は極めて遅いが寿命は長い。耐陰性が強く樹林内部であまり日の当たらないところでも育つことができる。
材木は淡黄色で光沢があり緻密で特有の芳香を放つ。心材と辺材の区別は不明瞭で、年輪は幅が狭く波状を呈する。材質はやや重硬で弾力があり、耐朽性・保存性が高く比較的加工しやすい。樹脂が多く、加工品は年とともに風合いが美しく変化する。カヤ材でもっとも知られている用途は碁盤、将棋盤、連珠盤である。これらは様々な材の中でカヤで作られたものが最高級品とされ、特に宮崎県日向地方や奈良県春日山産のものがよいとされる。加工のしやすさや美しさから彫刻など工芸品にも用いられる。水や湿気に対する強さから風呂桶など浴室用具や建築材、船舶材などにも使われることもあるが、カヤ材の生産量が少なくこの様な用途に用いられることは稀である。
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我が町上三川で唯一栃木名木百選に選ばれている樹で、樹勢も盛んで枝も太く春を目前に活き活きとした姿が印象的でした。またここ満願寺には他に「イチョウ 樹齢:250年」<上三川町指定天然記念物>があり、隣接する高お神社の「赤樫 樹齢:230年」<上三川町指定天然記念物>と三本の名木が見る事ができます。
上三川にはほかに何本かの名木が存在します。栃木名木百選には選ばれてなくとも立派な樹がありますので、後にご紹介します。
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by wood-sato | 2010-03-15 15:29 |

栃木名木百選  新町の欅

宇都宮新町の「欅:ケヤキ」
樹高:43.0m 目通り周囲:7.9m 枝張り 東西:34.0m 南北:31.0m 
推定樹齢:800年  <県指定天然記念物>
ケヤキ(欅、学名:Zelkova serrata)は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木。東アジアの一部と日本に分布。日本では本州、四国、九州に分布し、暖地では丘陵部~山地、寒冷地では平地まで自生する。街路樹や庭木などとしてよく植えられる。花は4~5月頃、葉が出る前に開花する。秋の紅葉が美しい樹木でもある。個体によって色が異なり、赤や黄色に紅葉する。高さ30m級の大木になる為、国や地方自治体などが天然記念物に指定したり、シンボルとして「県の木」「市の木」「ケヤキの並木通り」などと指定されてい事が多い。
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。まれに「玉杢」「泡杢」「牡丹杢」などの木目が現れ高級材として扱われる。堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われる。日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられた。現在は高価となり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっている。伐採してから、乾燥し枯れるまでの間、大きく反ったり捻れたりで、何年も寝かせないと使えません。よく大黒柱化粧柱として使われますが、反りが出る可能性が多いので大工泣かせの木材である。また、中心部の赤身と言われる堅い部分が主に使われ、周りの白い部分は捨てられます よほど太い原木でないと立派な柱は取れない。

表示板によると戦前まではこのようなケヤキが3本あったらしいが、一番大きなこの木を残して供木したため、現在はこの木だけが残ったそうです。
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この樹、根周りがやたら大きく20m位あるので、大地にしっかり踏ん張った感じが「大きさ」「強さ」を引き立てていて、樹の迫力を感じられる。

私、ケヤキと聞くと直ぐに落ち葉の心配をしてしまいます。落葉樹は皆そうですが、特にケヤキは樹も大きくなり、枝張も良く、落ち葉の量は相当なものです。何処かの地域では街路樹のケヤキの「落ち葉」「枯れ枝」が問題になり伐採の危機に陥った事がある様です。
ここのケヤキの所有者は新町自治会さんと記されてました。この落ち葉の処理はどうされているのでしょうか?毎年、秋になると自治会の皆さんが協力して落ち葉拾いをされているのでしょうか?もしそうだとしてらそれは素晴しい事でしょうね!苦労は計り知れませが皆さんが協力してこの樹を守っていると思うと感激しますね。最近は近所付き合いもますます希薄になり「絆」が無くなりつつありますが、きっと新町自治会の皆さんは例外なのでしょうね。
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by wood-sato | 2010-03-05 18:32 |

栃木名木百選  馬頭院 枝垂栗

馬頭院の「枝垂栗:しだれぐり」
樹高:9m 目通り周囲:2.8m 推定樹齢:310年 <県指定天然記念物>
クリ(栗:Castanea crenata)はブナ科クリ属の木の一種。落葉樹。北海道西南部から本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮中南部に産する。暖帯から温帯域に分布し、特に暖帯上部に多産する場合があり、これをクリ帯という。ただし、現在では広く栽培されているため、自然分布との境目がわかりにくい場合がある。
ニホングリ以外にもアメリカグリ、ヨーロッパグリなど多くの種があり北半球の温暖で湿潤な地域に広く分布している。
クリの樹は硬く耐久性が高く、木材としては高級品の部類に入る。耐久性の高さから風雨にさらされる鉄道の枕木、同時に薄く引き剥がしやすい特性を生かし、屋根葺き用の薄板に使われた。また、かつては銃床の材料として広く用いられた。 加えて、漢字が「西」と「木」の組み合わせであることから西方浄土になぞらえて位牌などの仏具に使用されることも多い。

この木は、枝が洋傘状に垂れたもので、樹幹は屈曲しやや西に傾いて盆栽のような姿である。 また、約15日の間をおいて三回開花するので、三度栗とも言われている。
言い伝えによれば、元禄5年(1692年)5月ごろ、水戸藩主徳川光圀が当地方巡視の際に、馬頭院に参詣し、その記念に常陸国(茨城県)多賀から珍しい枝垂栗を移植したものであると伝えられている。
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この樹は他の名木達と比べるとかなり小さい木ではあるが、盆栽のような姿で、樹肌、枝ぶりには歴史を感じさせられます。まさに名木に相応しい木です。

馬頭院は馬頭町全体を見渡せる所に位置し直ぐ脇には公園もあり、とてものどかで気持ちの良い場所でした。秋には境内の木々の紅葉が綺麗であろう。
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by wood-sato | 2010-02-27 10:45 |

栃木名木百選  鷲子神社 千年杉

馬頭町鷲子(とりのこ)神社の「千年杉:せんねんすぎ」
樹齢:千年 周囲:7.0m  直径:2.2m
スギ(杉、Cryptomeria japonica)は、ヒノキ科(スギ科 Taxodiaceae とすることもある)の常緑高木。日本特産の針葉樹である。 日本固有種で屋久島から東北地方まで分布し、木材・建築材を目的とする人口林としてヒノキと共に各地で植栽されている。スギには多くの地域品種があり、材質も品種、系統により異なる。天竜杉、屋久杉、吉野杉、北山杉、秋田杉、山武杉などが有名・・・それと地元日光杉も。スギ材は割裂性がよく、薪割りのように割ることによって、角材から板材までを作ることができることから古来より重要な木材として重宝されてきた。
木材資源として重要な樹であるために多くの地域に植林されているが、花粉の飛散によってスギ花粉症の原因ともなっている。   私、材木屋のくせに花粉症です・・・。
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栃木県と茨城県の県境の山頂に位置する神社で周りには千年杉にも見劣りしないほどの杉の巨木が多くみられます。
鷲子神社にはかなりの彫刻が施された本殿・拝殿また楼門と、建築に携わる者としてとても目を引くものが多く見られます。
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by wood-sato | 2010-02-15 20:44 |

栃木名木百選  西明寺 高野槙

益子町西明寺の「高野槙:こうやまき」
樹高:30m 周囲:5.4m <県指定天然記念物>
コウヤマキ(高野槙・高野槇、Sciadopitys verticillata)は、マツ目コウヤマキ科の種で日本固有種。常緑針葉樹で高木となる。別名ホンマキ。コウヤマキ科は1属1種であり、コウヤマキのみを含む。
庭園に植栽し、材木としても利用される。世界三大造園木の一つで、木曽五木の一つ。古代には、棺材として最上級とされた。水に強くて朽ちにくいことから、現在でも湯船材や橋梁材として重宝されている。和名は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来する。また、高野山では霊木とされる。
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西明寺の境内にはこの高野槙以外にも杉・樫・楠など目を引く様な大きな樹がありました。また「しかくだけ」幹が四角い竹も有名ですね。
西明寺は楼門・三重の塔など国・県指定の重要文化材が多数ある寺院です。
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by wood-sato | 2010-02-15 20:28 |

栃木名木百選

栃木県名木百選をめぐります。
休日を使って撮影していきますので全てを撮り終えるのはいつにになるかは全く解りませんが・・・

<栃木名木百選とは>
平成元年6月15日(県民の日)に「とちぎの名木100選選定委員会」において選定され公表されたものだそうです。栃木名木百選に選ばれた銘木の一部は県指定の天然記念物と重複しているものがあります。


チョッとその前に・・・
樹って凄いんです!
「世界の中で一番大きい生物」なんです。
「世界一大きな樹」は、アメリカ西海岸にあるセイコアオスギ(スギ科)の巨樹で、樹高:83.82m 直径:11.1m 周囲:31.3m 重さ:推定2000トン(ギネスブック登録)
 「世界一長寿の樹」は2004年スウェーデンで発見された樹齢9550年のトウヒ(マツ科)(放射性炭素によるい測定)だそうです。
日本にもご存知、屋久島の縄文杉があります。推定樹齢は2000~5000年くらいといわれている世界的有名な巨木があります。樹高:30m 周囲:16.1m
約10年前に実際に見てきましたが、今でもあの時の感覚は鮮明に覚えています。
縄文杉に限らず屋久杉を前にすると現代の空気感とは違った「耳がキーン」となるような研ぎ澄まされた空気感というか・・・別の世界に来た様な・・・まさに「もののけ姫」の世界で”こだま”が出てきそうな・・・あの樹は神様です!
ちなみに JR東日本新幹線E4系(1車両)の大きさは 長:25.7m 重:53.3t 幅:3.38m 高:4.19m これを円柱状とみなすと、直径:約5m 周囲:約15m となります。樹がどれだけ大きくなるかお解かり頂けますかね。  


栃木にはそこまで極端に大きく長寿の樹はありませんが、結構な樹・名木が皆さんの近くに居ます。神が宿ってますよ!

随時UPします。
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by wood-sato | 2010-02-15 20:22 |