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木の調湿性能

人は知らず知らずのうちに樹から多くの恵みを授かっています!!
無垢の木にはいくつかの人に優しい効果があります 今回は「木の調湿性能」についてご紹介します。

木は自然のエアコン!!
木の家が何となく住み心地が良いのは、木には調湿性能があるからだと言われています。
私たち日本人は気温20~24℃ 相対湿度60%程度が最も快適だと感じる様で、湿度が家の住み心地に大きく影響しています。調湿性能を持つ木の役割は大きいのです。
湿度の高い時には空気中の水分を吸収し、湿度の低い時には逆に水分を放出して、常に適度な湿度を保つ働きがあります。この性能は日本特有の高温多湿の夏・乾燥する冬に発揮します。 だから日本家屋は木造が良いんです!
※一般的に杉4寸角(12cm×12cm)の柱一本で、ビール瓶0.5本~1本分の水分を出し入すると言われてます。

最近の住まいは、床は合板フロアー、壁・天井はビニールクロス、建具・家具・枠材に至まで塩ビシート貼、当然「柱」は全く見えません。 湿度の調節は「全て」エアコンに頼ってます。
現実的にコストや施工性を考えるとそうなることは多々ある事で理解もしてますが、できる限り「木」を使うと良いですよ。決して高価なものばかりでもありませんし、メリハリのあるコストコントロールをすれば充分に可能なことですから・・・
木の調湿性能_e0174926_18292587.jpg

弊社施工例 [床:唐松無垢フローリング カウンター:赤松 柱:杉 桁:松 壁:珪藻土]
※壁の珪藻土も調湿性能があります。


木の調湿性能を体感できます!
真夏のジメジメした日に弊社の木材倉庫に来てみませんか!
さーっと汗が引いて、とても涼しいですよ!
by wood-sato | 2010-03-30 16:38 | 材木屋
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